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2021年11月23日火曜日

カルシウム、リン、ビタミンD3、日光浴(UVB)の必要性について

(今は大きくなってしまったけど)ちびちゃんがくる病っぽくなってしまったので、症状の緩和と再発防止のための研究中(勉強中)。

カルシウム、リン、ビタミンD3についての勉強結果を整理した。

まとめ

  • カルシウムとリンのバランスは1:1から2:1がよい(カルシウムを基準にすると1:0.5~1)。

  • カルシウムが少ないとカルシウム不足になり問題だが、カルシウムは多すぎても排泄されるので問題はない。

  • リンはカルシウムの働きを助け、骨・歯等の成分となる。また物質代謝を盛んにし、体内の酸・アルカリの平衡維持に働く。

  • リンが少ないとカルシウムが吸収されずカルシウム不足になる。一方、多すぎる場合も、カルシウムと一緒に排泄されてしまい、カルシウム不足になってしまう。

  • 餌の種類によっては、リンは過剰摂取になりやすい。コオロギ(0.23:1、1:4.28)やミルワーム(0.06:1、1:15.68)はリンが過剰。アメリカミズアブ幼虫は比較的良い(2.6:1、1:0.38)に近い。(()内はカルシウムとリンの比率。どちらを基準にするかで2種類記載)

  • ビタミンD3(やD2、以下まとめてビタミンD)には、小腸や腎臓でカルシウムとリンの吸収を促進させる働きがある。

  • ビタミンDが不足すると、カルシウムの吸収低下や骨代謝異常を引き起こし、くる病になる。

  • ビタミンDを摂り過ぎると高カルシウム血症が起こり、血管壁や腎臓、心筋、肺などに多量のカルシウムが沈着し、腎機能障害や食欲不振、嘔吐、神経の興奮性の亢進などの症状が現れる

  • 日光浴で合成されるビタミンDは、過剰摂取は引き起こされない。

  • カナヘビに必要なビタミンDの量に関する研究は少ないようで、具体的な数値としての情報は得られなかった。


カルシウムについて

カルシウムの過剰摂取は排泄される(尿酸となるという情報もあったが、尿酸は体内での窒素代謝の最終青果物であり、分子式がC5H4N4O3であることからカルシウムは含まれておらず、過剰なカルシウムの代謝先としては怪しい。尿酸はうんちと一緒にでてくる白い塊の部分。水には溶けない。とはいえ、過剰なカルシウムは排泄されるのは間違いなさそう)ので問題ないということであったが、ビタミンD3は過剰摂取すると問題があるということで、どの程度必要なのかを勉強した。

なお、カルシウムの過剰摂取の排泄時に、他のミネラルも一緒に排泄されてしまうため、少しは弊害があるようである。(https://www.nattoukin.jp/ca%20fusoku.htm

ちなみに、昆虫にはカルシウムがほとんど含まれていない。野生のカナヘビがカルシウムを得ているのは、ワラジムシからだと言われている。ワラジムシはカルシウムが豊富。ワラジムシは昆虫ではなく、エビやカニと同じ甲殻類。

余談:ワラジムシはチョーク(白色の非コーティングが良さそう。成分は炭酸カルシウムが90%)を食べるらしい。(https://core.ac.uk/download/pdf/72731794.pdf

余談:尿酸について調べていて、爬虫類にも痛風があることを知った。関節が大きくなるなどの症状があるらしい。

カルシウムとリンの関係について

調べている中で、カルシウムの吸収にはリンも必要ということがわかった。しかし、摂り過ぎると、逆にカルシウム不足になってしまうとのことである。

リンはカルシウムの働きを助け、骨・歯等の成分となります。また物質代謝を盛んにし、体内の酸・アルカリの平衡維持に働きます。摂り過ぎるとカルシウムと一緒に排泄されカルシウム不足を招きます。(https://www.nattoukin.jp/ca%20fusoku.htm

そのため、リンの過剰摂取にならないように気をつける必要がある。

餌やケージでお世話になっているGEXのサイトによると、ミルワームやコオロギはリンが多いため、リンの過剰摂取に繋がりやすそう。アメリカミズアブの幼虫はバランスが良い(カルシウム:リン = 2:1)らしい。


餌やサプリメントに含まれるリン酸カルシウムは、リンの過剰摂取につながる可能性があるので、気をつけておく必要がありそう。

リン酸の含まれないカルシウムとしては、炭酸カルシウム(牡蠣の殻などから作られたカルシウム)がある。乳酸カルシウムとかアスパラCaとかいろいろあるが、どれが良いのかは種類が多すぎてわからない。(http://www.orth.or.jp/osteoporose/caseizai.htmlhttps://www.phamnote.com/2019/04/ca.html

記事によっては、「カルシウムは体内で骨を強くする作用、リンを体外へ排泄する作用、胃酸に対する制酸作用などをあらわす」と書かれていたりするので、カルシウムとリンはお互いに吸収を助け、お互いに排出しあっている感じ。
https://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/drugdic/article/556e7e5c83815011bdcf82f4.html


どの程度のリンがあればよいのか

カルシウムとリンの比率は1:1~2:1(カルシウム1~2に対してリンが1)という話が多いので、この比率を参考に。

草食性のハ虫類の場合、カルシウム:リン=2:1の比率で与えるのがよい(https://www.kamihata.co.jp/topics/99_9.html

 目安はカルシウム:リン=1~2:1(https://exoroom.jp/futoagohigetokage/2020/12/11/mbd/


ちなみに、日々の餌に使っている「GEX レオパブレンドフード」には第二リン酸カルシウムが入っている。それ以外にもL-アスコルビン酸-2-リン酸エステルカルシウムというのもリン酸が入っていそう。

第二リン酸カルシウム(化学式:CaHPO4)は、リン酸一水素カルシウム、リン酸水素カルシウム、リン酸二カルシウムなどいくつかの別名を持つほか、リン酸カルシウム(またはリン酸Ca)という簡略名で表示されることもあるリン酸化合物。(~中略~)

体内に摂り込まれたリン酸カルシウムは、胃酸の働きによりリン酸(H3PO4)と塩化カルシウム(CaCl2)に分かれる。塩化カルシウムは小腸から吸収されるが、リン酸は胃内に遊離しているマグネシウム、亜鉛、鉄、重金属などほかのミネラルと結合しやすく、これらのミネラルはリン酸と結合することで、一部は吸収されるが、ほかは小腸からの吸収が妨げられ便と一緒に排泄される。

人間の場合、リン酸カルシウムが添加物として含まれるさまざまな食品を摂取しすぎることから引き起こされる、リン酸の過剰摂取によるカルシウムの吸収阻害が、食品添加物として問題にされる。

(出典:http://www.dogplus.me/tags/TMN/TMN041/

とはいえ、成分表示にリンが書かれていないくらいであるし、原材料の中の順番も低いので多すぎと言わなくても良いだろう。

「GEX レオパブレンドフード」の成分と原材料


カルシウムのサプリとして与えているGEX カルシウム+ビタミンD3は、炭酸カルシウムでできているので、リンの摂取については関係ないことがわかった。

「GEX カルシウム+ビタミンD3」の原材料

餌の成分表にリンの表示がなかったので、足りていないのかと思ったが、人間でもリンは過剰摂取になりやすい状況なので、リンが足りないことはないと結論づけた。


ビタミンD3について

ビタミンDには、小腸や腎臓でカルシウムとリンの吸収を促進させる働きがある。

ビタミンD2(植物由来)とビタミンD3(動物由来)をあわせてビタミンDと呼ばれている。カナヘビは肉食なので、ビタミンD2よりはビタミンD3の方が関係ありそう。

また、プビタミンD2/D3にUV-Bが当たることで、プビタミンD2/D3になり、体温で変性してビタミンD2/D3が生成されるらしい。なので、UV-Bが大事だと言われている。(プロビタミンD2は「エルゴステロール」、プロビタミンD3は「7-デヒドロコレステロール」というのが正式名称。7-デヒドロコレステロールは、コレストロールが生成される直前の中間生成物とのこと。)

ビタミンDは脂溶性で、水には溶けないため、脂肪分があると吸収されやすい。レオパブレンドフードは脂質が10%以上と書かれているので、大丈夫そう。

「GEX レオパブレンドフード」の成分と原材料

昼間に活動する爬虫類には、ビタミンD3入りのカルシウムを与えるのが良い。夜間に活動する爬虫類は、ビタミンD3が入っていないカルシウムが良いと言われている(夜行性の種類は、もともと紫外線に頼らずに体内で合成できている)。カナヘビは昼間活動するのでビタミンD3入りの方が良さそう。とはいえ、ビタミンD3の過剰摂取にならないように、時々は、カルシウムだけのものを使うのがよいとのこと。

紫外線ランプは使っているうちに徐々に弱くなるので、定期的に交換が必要。1年で交換と書かれていたが、1年後にはゼロになっていたという記事もあるので、もっと早く交換が必要そう。


ビタミンD3の過剰摂取

ビタミンDが不足すると、カルシウムの吸収低下や骨代謝異常を引き起こし、代表的な症状として、人間の場合は子どもではくる病、大人では骨軟化症が現れる(まとめてMBDや代謝性骨疾患よばれることも)。カナヘビではくる病と呼ばれている。

一方で、ビタミンDを摂り過ぎると、高カルシウム血症が起こり、血管壁や腎臓、心筋、肺などに多量のカルシウムが沈着し、腎機能障害や食欲不振、嘔吐、神経の興奮性の亢進などの症状が現れる。

うちのカナヘビたちにカルシウムのサプリとして与えている「GEX カルシウム+ビタミンD3」は、14,740国際単位/ポンド(=368.5 μg/ポンド = 0.8124 μg/g)。

「GEX カルシウム+ビタミンD3」の成分表


同じく、カナヘビたちに与えている「GEX マルチビタミン」は、9.979 国際単位/ポンド(= 0.249475 μg/ポンド = 0.000549998 μg/g)← 殆どないのと同じ!

ちなみに、「GEX カルシウム+ビタミンD3」と「GEX マルチビタミン」を1:1で混ぜて与えている(2021年11月くらいから。それまでは、マルチビタミンを入れると食いつきが悪くなるので、マルチビタミンを少なめにしていた。)

「GEX マルチビタミン」の成分表





参考)後で参考にするための切り抜き

http://www.nies.go.jp/kanko/kankyogi/79/column1.html

天然由来のビタミンDは、キノコなど植物由来のビタミンD2(エルゴカルシフェロール)と、魚類の肝臓や魚肉、卵黄由来のビタミンD3(コレカルシフェロール)に分類されます。ビタミンD2とビタミンD3は構造の一部が異なる同族体ですが、通常まとめてビタミンDとして扱います。

またビタミンD3は、体内においてコレステロール生合成の最終中間体である7-デヒドロコレステロール(プロビタミンD3)から生成されます。皮膚に存在する7-デヒドロコレステロールが紫外線(Ultra-Violet : UV)を受けるとステロイド骨格B環が開いて、プレビタミンD3となります。プレビタミンD3は体温で構造が変化し、ビタミンD3となります。



https://www.ejim.ncgg.go.jp/pro/overseas/c03/17.html

ビタミンDは、腸内でのカルシウム吸収を促進し、適切な血清カルシウムとリン酸塩濃度を維持することで、正常な骨のミネラル化を可能にし、低カルシウム性テタニー(筋肉の不随意の収縮、こむら返りや痙攣を引き起こす)を予防する。また、骨芽細胞と破骨細胞による骨成長と骨リモデリングにも必要な栄養素である。ビタミンDが不足すると、骨は細く、脆くなり、形が崩れたりする。ビタミンDを充足させることで小児のくる病、成人の骨軟化症を予防することができる。また、カルシウムと共に、高齢者の骨粗鬆症の予防にも役立つ。

(中略)

食物やサプリメントで使われるビタミンDには、主にD2(エルゴカルシフェロール)とD3(コレカルシフェロール)の2形態がある。両者の化学的な違いは側鎖構造のみである。どちらの形態も小腸でよく吸収される。吸収は単純な受動的拡散と腸管膜キャリアー蛋白質が関与するメカニズムによって行われる。腸内に脂肪が同時に存在することでビタミンDの吸収が促進されるが、一部のビタミンDは食事の脂肪がなくても吸収される。加齢も肥満も腸からのビタミンDの吸収を変化させない。

 

https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/eiyouso/vitamin-d.html

ビタミンDが不足するとどうなるか

ビタミンDが欠乏すると、腸管からのカルシウム吸収の低下と腎臓でのカルシウム再吸収が低下し、カルシウムが不足して低カルシウム血症となります。そのため、骨の軟化がおこり、成人、特に妊婦や授乳婦では骨軟化症になります。また、小児の場合は骨の成長障害が起こり、姿勢が悪くなったり、足の骨が曲がったり、くる病になったりします。骨量が低下している高齢者の場合は、骨粗鬆症になりやすくなり、骨折による寝たきりのリスクが高くなります。

ビタミンDの過剰摂取の問題

ビタミンDも、脂溶性ビタミンのため過剰摂取による健康障害が知られています。ビタミンDをとりすぎると、高カルシウム血症が起こり、血管壁や腎臓、心筋、肺などに多量のカルシウムが沈着します。そのため腎機能障害や食欲不振、嘔吐、神経の興奮性の亢進などの症状が現れます。

 

https://hfnet.nibiohn.go.jp/contents/detail221.html

ビタミンD効力 (国際単位:IU) の表示を行ってきましたが、近年はビタミンD効力に代え、重量 (μg) で表示する傾向があります。μgからIUへ換算する時は、μg×40、IUからμgへ換算する時はIU×0.025で計算することができます。

中略

ビタミンDが不足すると、どのような症状が起こるの?

ビタミンDが不足すると、カルシウムの吸収低下や骨代謝異常を引き起こします。代表的な症状として、子どもではくる病、大人では骨軟化症が起こることが知られています。くる病になると、くるぶし、ひざ、手首などの関節が肥大して二重関節になります。


http://pomupomu007.blog.fc2.com/blog-entry-34.htmlhttp://pomupomu007.blog.fc2.com/blog-entry-35.htmlhttp://pomupomu007.blog.fc2.com/blog-entry-36.html






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